百合の寝台

配布終了いたしました。ありがとうございました!


2007.11.11 第6回文学フリマ発行
コピー/A5/36頁/無料配布/表紙 パーチメント(あさぎ)+ピンクトレペ

ランジェリーを買うことに抵抗のある女子大生・ゆりのが、雑貨屋のような下着屋で美人店員・桃子と出会い、桃子の友人・蓮実の家で「おとめ下着パーティー」をすることになって……という、女の子とランジェリーと初恋の短篇。50枚。
 新潮社「第7回女による女のためのR-18文学賞」に応募、一次選考止まりでした。

 R-18と名の付く賞の応募作とはいえ、実際ぜんぜんエロくありません、レーティングも強いてつけるなら12程度です、と配布当時も散々強調しましたが、本当にエロくありません(ダメ押し)。私としてはすっごい頑張った! よくここまで書いた! という感があるのですが、それは私が極端にベッドシーンが苦手なだけだった……。
 しかも性というか性愛というか性行為(しかも異性とのごくノーマルな性愛)をかなり肯定的に書いたつもりでいましたが、今あらためて読み返すと……微妙だ……。出揃った最終候補作を読めば読むほど、これがよく一次に残ったよ……としみじみ思います。

 この短篇は蓮実(と桃子)の物語の一部として構想したものですが、応募用にタイトルを作ったり焼け石に水で描写をいやらしくしたり付け焼き刃で方向性を変えようとして失敗したりしているので、本来のタイトル・不必要なエロ削減・規定枚数のために泣く泣く削ったエロ以外の場面書き足しヴァージョンで文学フリマに再度持ってゆく予定です。
 蓮実の物語も連作形式で書きついでいきたいと思っています。

 それにしてもやっぱり私は「官能」を書くのは向いてないかも……。「性」というテーマからはなかなか抜け出せないし、意識しなくても「性」が絡む話ばっかり書いちゃってると思うのですが(「胡蝶」だって結局はそうだ)、「官能」にはどうも繋がらない……。
 でも少年愛の美学で同じ賞に再挑戦するという野望もあるので、頑張ります(笑)

作品の全文を公開しています

百合の寝台 1
百合の寝台 2
百合の寝台 3