/ 1月 7, 2021/ 日々のメモ

 あけましておめでとうございます。旧年中はたいへんお世話になり、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 今年も年明けになってしまい、すっかり新年最初の恒例行事と化してまいりました、前年のまとめです。毎年順調に遅れて今年は松が取れてしまいそうですが、仕事始め感があるのでこれはこれでいいことに……します……

【公演】
2020/1/28 「ONCE UPON THE TIME IN AMERICA」宝塚歌劇団雪組 宝塚大劇場
2020/2/23 「東京ノート」青年団 吉祥寺シアター 
2020/7/28 「赤鬼」東京芸術劇場
2020/9/22 「MISHIMA2020 橋づくし・(死なない)憂国」日生劇場
2020/9/27 「MISHIMA2020 真夏の死・班女」日生劇場
2020/10/04 「リチャード二世」新国立劇場
2020/10/10  ANONA ティアラこうとう
2020/10/24 「真夏の夜の夢」東京芸術劇場
2020/10/25 ABRACADABRA ON SCREEN BUCK-TICK 昭和女子大学 人見記念講堂
2020/11/3  シェイクスピア歴史劇シリーズ映像上映「リチャード三世」新国立劇場
2020/11/27 ABRACADABRA ON SCREEN BUCK-TICK 中野サンプラザ
2020/12/14 「外地の三人姉妹」神奈川芸術劇場
2020/12/17 「WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲」宝塚歌劇団月組 東京宝塚劇場
2020/12/29 ABRACADABRA THE DAY IN QUESTION 2020 BUCK-TICK 日本武道館

【映画】
「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」
「ナショナル・シアター・ライヴ リーマン・トリロジー」
「ハスラーズ」
「ナショナル・シアター・ライヴ イヴの総て」
「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」
「ナショナル・シアター・ライヴ スモール・アイランド」
「ナショナル・シアター・ライヴ 夏の夜の夢」
「ホロウ・クラウン リチャード二世」
「ホロウ・クラウン ヘンリー四世 Part1」
「ホロウ・クラウン ヘンリー四世 Part2」
「ホロウ・クラウン ヘンリー五世」
「ナショナル・シアター・ライヴ ジュリアス・シーザー」
「ホロウ・クラウン ヘンリー六世 Part1」
「ホロウ・クラウン ヘンリー六世 Part2」
「ホロウ・クラウン リチャード三世」
「ナショナル・シアター・ライヴ フランケンシュタイン」(ジョニー・リー・ミラー怪物版)
「ナショナル・シアター・ライヴ フランケンシュタイン」(カンバーバッチ怪物版)
「ナショナル・シアター・ライヴ コリオレイナス」
「ナショナル・シアター・ライヴ プレゼント・ラフター」
「ナショナル・シアター・ライヴ シラノ・ド・ベルジュラック」
「燃ゆる女の肖像」
「ナショナル・シアター・ライヴ コリオレイナス」

【展覧会】
窓展:窓をめぐるアートと建築の旅 国立近代美術館
パッション2.0 国立近代美術館工芸館
シュールレアリスムと絵画 ポーラ美術館
VOCA2020 上野の森美術館
桜を見る会 eitoeiko
Till Dawn ─暁に パラボリカ・ビス
ドローイングの可能性 東京都現代美術館
ちゅうがえり アーティゾン美術館
古典×現代2020 国立新美術館
コズミック・ガーデン 銀座メゾンエルメス
ヨコハマトリエンナーレ2020
オラファー・エリアソン 東京都現代美術館
わたしとあなたを愛すること IWAI OMOTESANDO
Inside/Out ─映像文化とLGBTQ+ 早稲田大学演劇博物館
トライアローグ 横浜美術館
STARS展 森美術館

【配信】
「ジーザス・クライスト・スーパースター」The Shows Must Go On
「オペラ座の怪人」The Shows Must Go On
「ちかくに2つのたのしい窓」ロロ
「十二夜」NT at home
「フランケンシュタイン」(カンバーバッチ怪物版)NT at home
「フランケンシュタイン」(ジョニー・リー・ミラー怪物版)NT at home
「治天の君」劇団チョコレートケーキ
「追憶のアリラン」劇団チョコレートケーキ
「ホームシアター」ロロ
「欲望という名の電車」NT at home
「十二人の優しい日本人」
「冬物語」グローブ座
「ハムレットマシーン」
「コリオレイナス」NT at home
「夏の夜の夢」グローブ座
「ポートレート」ロロ
「夏の夜の夢」NT at home
Home #02 Cover Night 河村隆一
「NOW! ZOOM ME!!」宝塚歌劇団雪組
ABRACADABRA LIVE ON THE NET BUCK-TICK
「リチャード二世」The Shows Must Go On
「ザ・キャラクター」NODA・MAP シビウ国際演劇祭
「マクベス」The Shows Must Go On
「ハルシオン・デイズ2020」
「トロンプ・ルイユ」パラドックス定数
「731」パラドックス定数
「ロミオとジュリエット」グローブ座

 2019年は公演が26、映画が20、展覧会が14でした。対して2020年は公演が14(うち3つは劇場での映像上映)、映画が23、展覧会が16です。延期・中止で払い戻したライヴのチケットが12枚、展示期間の変更や企画の中止で行けなかった展覧会が3つありました。
 とはいえ、映画や展覧会は前年以上に観に行っているし、何より音楽ライヴ参加回数が0にならなかったので……これは25年ぶりにライヴに一度も行かない年になるんだな……と私も覚悟していたのですが、奇跡的にDIQに行けたので……ほんとうに運がよかったとしか言えない……。
 そして配信、27本観ていました。うち13本が英語コンテンツだったのは我ながら驚きで、いやもうほんとうにナショナル・シアターのおかげで生き延びられた自粛期間だったな……。ちなみに配信は「この日のこの時間に観る」というのをあらかじめ決めて、スケジュール帳に予定を書き込んで観ていました(そこまでしないと見逃す)。

 以下、具体的な2020年の総括です。
 この年越し記事の設問は私が大学生のころに初めて作った個人サイトに設置したアンケート企画でして、ウェブバトンが流行っていたときは質問バトン的に回したりしていました。よろしければぜひ、みなさまもそれぞれにご自分の一年間を振り返ってみてください。

・2020年のこの一冊! という本を教えて下さい。(2020年発行でなくとも構いません。コミック可)

『暴君――シェイクスピアの政治学』スティーブン・グリーンブラット

 読み終わっていなくて恐縮なんですが、2020年に日本語訳が出た本で、あらゆる意味でタイムリーなので。
 個人的にはちょうど「ホロウ・クラウン」にとりつかれてシェイクスピア歴史劇の王たちの話に最高に飢えていたタイミングで刊行を知り、これ今めっちゃ求めてるやつ……! と即座に書店に走って買いました。リチャード三世の見え見えの嘘にわかっていながら振り回される人たち(「リチャード三世」というキャラクターに魅了される芝居の観客も含めて)や、マクベスが味わう完全な空虚についてなど、すごく面白いし、現代の「暴君」たちの姿が透けて見えてゾッとします。

・2020年のこの一曲! という曲を教えて下さい。(2020年リリースでなくとも構いません)

「You Raise Me Up」
「ユリイカ」BUCK-TICK

 二曲になってしまいましたが、素直に勇気づけられた曲を。
「You Raise Me Up」は河村隆一さんと真彩希帆さんがそれぞれ配信ライヴでカバーしていて、どちらもとても素晴らしかったです。
「ユリイカ」は2020年唯一参加したライヴで生で聴くことが叶いました。いつか「アブラカダブラ!」と客席から全力で叫べる日が来ますように。

・2020年一番注目していた人を教えて下さい。
 
 トム・ヒドルストン

 ロキちゃんに対しては特別な感情がなかったのに、ナショナル・シアター・ライヴの「コリオレイナス」とホロウ・クラウンの「ヘンリー四世」を観ておかしくなってしまい、しばらく出演作を追いかけていました。俳優めあてで映画を観るというのは初めての体験で、見たことも見る予定もなかったウディ・アレンの作品を観たりして新鮮でした。

・2020年の重大ニュースを3つ選んでください。

 1. 東京オリンピック延期
 2. 安倍総理が辞任
 3. アメリカ大統領選挙でバイデン氏が当選確実

・2020年の流行語を勝手に選んでみてください。

「essential」「tyrant」

・2020年を漢字一文字で表してみてください。

「劇」
 とにかく何もかもが劇的に変わってしまったのと、政権周りの茶番がほんとうにひどかったのと、個人的に演劇に救われていたので。

・あなたが2020年一番嬉しかったこと/楽しかったことは何ですか?

 『ユリイカ2020年9月号 特集・女オタクの現在』に書かせていただいたとき、肩書きを「作家」にしてもらえたこと。
 いや、わかってるんですよ! まさか「会社員」にするわけにいかないし、ほかにないからそれになったっていうのは重々重々わかってます。それでも、子どものころの「将来の夢」が「作家」だった私としてはちょっと感慨がありました。書かせてもらえたことじたいも嬉しかったです。

・あなたが2020年一番悲しかったこと/辛かったことは何ですか?

 本人たちの発言の端々やファンダムの空気など、微妙だな……と思いながらも目を逸らしつづけていたことからいよいよ目を逸らせなくなり、20年以上好きだったあるバンドへの熱が冷めてしまったこと。
 また、ライヴに行けなくなったことで、自分のなかで終わらせられずにずっと引きずっていたことを吹っ切れそうなこと。終わらせられない理由がそこにあると思っていなかった。

・あなたが2020年ハマったもの(こと)を教えてください。
 
 結局Blu-ray Boxを買ってしまった「ホロウ・クラウン」を中心に、シェイクスピアとかナショナル・シアターとかそのへん……詳しくはこの記事をご参照ください。

・あなたにとって2020年はどんな年でしたか?

 これは私だけではないと思いますが、しんどかったです。大変な年でした。
 個人的にはあらゆる意味で「我に返った」感があります。
 あと気ままな家出単身生活が終了したことにより、フラフラしていられなくなってきた。
 
・2020年にやり残してしまったなあということはありますか?
 
 新居の自室及び新しいPCの整理。

・2021年の目標を教えてください。

 去年作ったプロットを書く。
 文学賞に投稿する。
 KDPを始める。
 村上春樹並みに売れる。
 
・2021年のヒットアイテムを予想してください!(グッズ、流行語、タレント、ファッション等)

 完全に予想というより私の希望を述べるコーナーになりつつありますが、LGBTQAのQAが来ると思います。
「アセクシュアル」という言葉もだいぶ浸透してきた気がするので……私がはじめて「アセクシュアル」という語を知ったのが二十歳ぐらいの頃で、そこから現在に至るまでに20年かかっていてぼんやりしますが、もっと馴染んでいくといいな~と……
 またアンケートなどの性別欄の選択肢が「男・女・その他」になったり、そもそも性別欄じたいがなくなったり、という風潮や「ノンバイナリー」という言葉もこのまま広まってほしいです。さらに生きやすくなるので。なお、私はトランス差別に反対です。

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